国語以外のテストでは、1ケタ点数を取ったこともある男の挑戦



ね、うし、とら、う、たつ、み、ね、うし、とら、う、たつ、み!



はい、ということで、十二支を叫ぶというツカミで始めてみましたけども。



・・・いや、言えてない言えてない。

言えてないよ。半分しか言えてないよ。



・・・・・・ん、ねえ。まあ、ねえ。

今だに覚えられない、というね。



前半の6個は、小学生ぐらいのときに、既に覚えてた。

でも後半の6個は、小学生の子供がいてもおかしくないこの年齢になっても

まだ覚えられない。

目にする機会は幾度と無くあったのに、なぜだか全然脳に根付かない。



どこかの優しい人が、後半6個が何かを

コメント欄で教えてくれるかも知れませんが

結構でございますよ。

なぜなら、たぶん覚えられないからですよ。

せっかく教えていただいても、申し訳ない結果になると思うからですよ。



だからとりあえず、自分的には



ね、うし、とら、う、たつ、み、くま、いぬ、とら、わかめ、とりにこみ、ぱふぇ



あたりじゃないかなと思っておくことにします。



・・・干支にスイーツあったっけ? パフェ年ってあった?

鳥はいいとして、なんで煮込むの? なんでおいしく仕上げるの?

あと、寅2つあるしな。



・・・いや、いいんです、もう、なんか、こんな感じで。

覚えられないんで。もう、ヤケです。







まあ、そんなことも覚えられない素敵知能指数の私ですが、

とりあえず「漢字検定2級」を受けてみることにしました。



Qさま!!」の「漢字検定スペシャル」で

1級の問題は1割も分からなかったのに

2級の問題は9割近く分かったので

「これなら取れるかも」と思ったのです。



1級と準1級は「大学生レベル」、

2級は「高校生レベル」だそうな。

しかしその1級には、

東大出身の湯浅卓弁護士や

京都大学法学部出身で

ある番組でIQを測ったら146だったという天才芸人

宇治原史規(ロザン)も合格出来なかった。

どこが「大学生レベル」なんだ。

この2人で取れないって、どんだけムズいんだよ。



大学には行っていない私としては1級なんて夢のまた夢。

2級を目指します。

目指すといっても、勉強は大嫌いなので、一切しません。



テレビ見てて「これなら取れるかも」と思った程度の動機でして、

「自分の程度を知るために受けるもの」なのです。

だから「絶対に受かりたい!」なんて気持ちはまったく無く、

別に落ちても「無理だった〜」って思うだけで悔しくも残念でもなく、

ただ受験料の4000円がもったいなかったなあと思うだけという。



・・・まあそういう軽い気持ちで受けてきますわ。

というか、合格のためには勉強が必要なのであれば、

むしろ受験をしません。

勉強しなければいけないぐらいなら、受験なんてしません。

・・・どんだけ勉強嫌いだよって話ですが。



さすがに、原付免許の試験のときは勉強もしたし

「受かりたい!」とも思っていましたが、

今回はまったくそんな気持ちがありません。実に楽なスタンス。



そんな2級の合格率は、25%でした。

4人に1人という難しさ。

だから、番組で紹介された例題が、

「たまたま自分の知ってる問題ばかりが出た」という可能性も否めません。

本来なら他にどんな問題が出たかも知っておく必要があるのでしょうが、

なんせ勉強が嫌なので、過去問集みたいなのを買う気もありません。



申し込みをしたら、協会から

「受験したいなら、このハガキに顔写真を貼付して

1週間以内に送り返してこいやボケェ」という

往復はがきが送られてきましたよ。

合格証書に貼るためとかならまだしも、

合格しても無いのに、もう写真がいるのか。

めんどくせえなあと思いながら、証明写真を撮ってきました。



その返りである「受験票」も届きまして、

あとは6月22日(日)の本番を迎えるのみです。

さあ、「顔写真を貼付して」の「貼付して」を

このハガキを送るまで「はりつけして」と読んでいた私は、

果たして2級に合格できるのか!! 乞うご期待!!









ちなみに、参考までに、その「Qさま!!」で紹介されていた

1級と2級の問題を「続きを読む」の形で下に載せておきます。(mixiのコピペですが)

1級の難しさに、誰もが嫌になることでしょう。







以下、2008年3月26日のmixiのコピペ



●前々から、やれ歴史が苦手だの

地理が苦手だの英語が苦手だの数学が苦手だの

クイズゲームを"芸能問題”だけで成立させている」だの

プロ野球12球団をセとパに分けられない」だの

「干支が言えない」だのと

自分の頭の良くない具合を披露している私ですが、

ひとつだけ、自信のあるものがあるのです。



「漢字」ですわ。漢字。漢字は得意なのよ。



そんな私なので、そりゃ見ますよ。

Qさま!! 漢字検定に挑戦スペシャル」。



私も「漢字検定」の存在は知っていたけども

どんな問題が出るのかとかはさっぱり知らなかった。

どんなのかなあ。

漢字は得意だから、答えられるはずだ。



「完璧」(かんぺき)の「ぺき」が「壁」(かべ)ではないことぐらい分かっている!

下が「土」ではなく「玉」であることぐらいは分かっている!

そんな単純な引っかけ問題に引っかかるような私ではない!

なぜなら私は漢字が得意だからだ!

さあ来い! 問題来い!! 答えてやる!!!



漢字検定1級の問題

以下の( )内の漢字の読みを答えなさい。

以下の( )内のカタカナを漢字に直しなさい。

●(鯔背)な法被姿で歩く

伊吹山は(艾)の名産地

●(疾)しさの念

●哺乳類にも(蹼)を持つものがある

●それを言っては(縺)れてしまう

●(縦)に心を自然の中に遊ばせる

●(腥)い風が戦場を吹き過ぎる

●力が(ミナギ)る

●湖上の(漣)を見つめる

●(囈)のように経文を唱える

●(大鋸屑)を圧縮して板を作る

●(カツラ)を付けて役を演じる

●川に沿って広い(磧)が続く

●神社の参道に(幟)が見える

●彼は(皰)で悩んでいる

●(擅)な批評が飛び交った

●(豆娘)

●(胡頽子)

●(耶悉茗)

●(甘蕉)

●(樹懶)

●(青花魚)



・・・・・・・・・・あれー?

・・・・・・・・・・・・・あれれー?



どうしたのコナンくん!



・・・まったくもって分からないよー!



もう何がなんだか全然さっぱり。

なんだっけ? 俺は何を言ったんだっけ?

漢字が得意だとか言っちゃった?

いやー、ぜんげんてっかいぜんげんてっかい。

もう、ころげまわるほかない。

かんじなんて、いちもじもしらないよ。



・・・難しすぎるだろ。なんだこれ。なんだよ1級。

分かったのは「漣[さざなみ]」と「カツラ[鬘]」だけ。



後半の方なんて「言葉だけ」で

前後の文章が無いから、

そこから予想することさえも出来ない。



「豆娘」ってなんだよ。

これはアレじゃね? 「まめむすめ」じゃね?

「ふじっこ」とかのキャンペーンガールですよ。

「今年のミス・豆娘コンテストの優勝者は!」とか

毎年やってるんですよ多分。

いや、「まめむすめ」じゃそのまますぎるから、

「まめっこ」とかじゃね?

そんな「チェキッ娘」みたいなこと無いの? どうなの?



答え・「豆娘」の読み方は、「いととんぼ」でしたー!



・・・あァー!? なんだとー!?

いととんぼて、アレか。飛んでるやつか。細いトンボか。

なんでそんな字やねん。意味分からん。

「女だと思ってたら、正体はキツネだった」みたいなことか?

トンボが女に化けてたとか、そんな逸話があんのか?

なんだよ1級この野郎。難しすぎるわ。



ちなみに正解は、以下の通り。



●(鯔背[いなせ])な法被姿で歩く

伊吹山は(艾[もぐさ])の名産地

●(疾[やま])しさの念

●哺乳類にも(蹼[みずかき])を持つものがある

●それを言っては(縺[もつ])れてしまう

●(縦[ほしいまま])に心を自然の中に遊ばせる

●(腥[なまぐさ])い風が戦場を吹き過ぎる

●力が(ミナギ[漲])る

●湖上の(漣[さざなみ])を見つめる

●(囈[うわごと])のように経文を唱える

●(大鋸屑[おがくず])を圧縮して板を作る

●(カツラ[鬘])を付けて役を演じる

●川に沿って広い(磧[かわら])が続く

●神社の参道に(幟[のぼり])が見える

●彼は(皰[にきび])で悩んでいる

●(擅[ほしいまま])な批評が飛び交った

●(豆娘[いととんぼ])

●(胡頽子[ぐみ])

●(耶悉茗[ジャスミン])

●(甘蕉[バナナ])

●(樹懶[なまけもの])

●(青花魚[さば])



・・・縦は「たて」じゃないのか。「ほしいまま」て。

んで、また「擅[ほしいまま]」て。ほしいままブームか。

「青花魚」が「さば」て。普通「さば」は「鯖」だろ。



・・・ああ、もうとにかく分からない。

1級は、東大出身の湯浅弁護士

京都大学法学部出身のロザン宇治原が

猛勉強しても合格できなかったというオチ。

そんなものに、私が合格できるわけもない。



1級なんてさっぱり無理です。

もうちょっと下のやつお願いします。

・・・ん、準1級? よし、じゃあそれを。



漢字検定準1級の問題

以下の( )内の漢字の読みを答えなさい。

以下の( )内のカタカナを漢字に直しなさい。

●山々の(椛[もみじ])が美しい

●我が身を(苛[さいな])んだ

●(夷顔[えびすがお])で顧客に対応する

●(遜[へりくだ])った言葉遣い

●幼児を(ナダ[宥])める

●話の(緒[いとぐち])をつかむ

●居間を洋風に(設[しつら])える

●交代で(哨[みはり])に立つ

●書籍が(堆[うずたか])く積まれている



・・・あーあー、もう、サッパリだわ・・・。

「もみじ」は「紅葉」だろうが。

「いとぐち」は「糸口」だろうが。

「みはり」は「見張り」だろうが。

他にもあるなんて知らない知らない。



聞けば1級と準1級は「大学レベル」らしい。

もうちょっとレベル下のがいいな。

「大学レベル」は無理だ。

なぜなら大学には行っていないからだ。

「高校レベル」のをお願いします。

・・・ん、2級はそうなの? じゃあそれで。



漢字検定2級の問題

以下の( )内の漢字の読みを答えなさい。

以下の( )内のカタカナを漢字に直しなさい。

●(門扉[もんぴ])

●(ハナムコ[花婿])が涙する

●余暇を読書に(充[あ])てる

●会社を(興[おこ])す

●(沼沢[しょうたく])に生育する植物

●心の(糧[かて])になる

●隣家の女性は(愛猫家[あいびょうか])だ

●(カキョウ[佳境])に入った

●網にかかったのは(ザコ[雑魚])ばかり

●蚕が(マユ[繭])を作っている

●(イッシ[一矢])報いる

●度重なる失敗は(ヨウシャ[容赦])しがたい

●(製靴[せいか])工場

●辞書の(凡例[はんれい])を読む

●暗殺者の(キョウジン[凶刃])に倒れる

●恥ずかしくて耳まで(ホテ[火照])る

●植物の(シュビョウ[種苗])

●結論を出すのは時期(尚早[しょうそう])だ

●(庫裏[くり])で住職と話す

●人に(唆[そそのか])される

●十円玉に(緑青[ろくしょう])が吹いている

●野次馬が(十重二十重[とえはたえ])に取り囲む

●肝っ玉の小さい(キョウリョウ[狭量])な人

●不足分は予備費から(ジュウトウ[充当])する

●(ケイセツ[蛍雪])の功となって見事合格する

●重要な部分を(カッコ[括弧])でくくる

●及ばずながら(ヒトハダ[一肌])脱ごう

●制服が(貸与[たいよ])される

●隣の人の(釣果[ちょうか])が気にかかる

●表現が(稚拙[ちせつ])

●改革の試案を会議に(諮[はか])る

●不注意に(因[よ])る事故だ



・・・・・・だー!!

よかった、やっと安心できる。

なんか、やっとちゃんと呼吸が出来るようになった感じだ。

よかったよかった。2級最高。



「緑青[ろくしょう]」と「ケイセツ[蛍雪]」以外は全部分かった。

ていうか、この2つは読めない以前に、

この言葉自体を知らんのですわ。



ここなら合格出来るかも知れないなあ。

・・・ん、なになに?

「今回の合格ラインは、200点中155点」

ふむふむ、4分の3正解すればいいのか。

それならなんとかなるかも。

「なお、今回2級を受けた人のうち、

合格できたのは25.8%」。



・・・ぎゃー!!



・・・4人に1人しか受かっていないのか・・・。

てことは、今回たまたま知ってるのだけが

例題として出ただけ、という可能性もあるなあ・・・。



タレントの中では、麻木久仁子西川史子が合格してたけど

この2人は頭が良いことで知られてるわけであって、

私はこの2人の頭の良さには到底及ばない。

そして、雑学王の伊集院光が落ちていたりもする。

そんな中で、私に合格できるのだろうか。



・・・というわけで、今度6月にあるらしい漢検2級を

マジで受けに行ってみようと思います。

勉強は大嫌いなので、一切勉強はしないで

現状のままで受けようと思います。

どうなりますやら。