芸人検定 ※私の作ったネタです。フィクションです。



問題・「世界のナベアツ」を使って、文章を作りなさい。





母「たかし! たかし!」

た「・・・?」

母「ほら! たかしの好きな、

  世界のナベアツさんが来てくれたわよ!」

世「どうも〜、世界のナベアツで〜す」

た「・・・わ、ほんとだ、ナベアツさん・・・来てくれたんだ・・・」

世「ななせんきゅうひゃくななじゅうよん!」

た「・・・?」

世「3の倍数だよ。

  たかしくん、お兄さんは、お笑い芸人なんだ。

  泣いてもらうより、笑ってもらったほうがうれしいな」

た「・・・うん、そうだね! そうする・・・。

  ほく、うれしいよ・・・。

  最期に、好きなタレントさんに会えるだなんて・・・」

世「おいおい、たかしくん、そんなこと言うもんじゃない。

  これが最期なわけないじゃないか。

  君はまだまだ長生きできるさ」

た「・・・そうだね、ナベアツさんが、

  3の倍数を言ったところで

  ぼくは元気をもらえそうな気がするよ・・・

  あのネタ・・・やってもらってもいいのかなあ・・・」

世「もちろんさ! 喜んでやらせてもらうよ!

  じゃあ、いくよ〜!

  1、2、3!!」

た「・・・いい人だって聞いてたけど・・・

  ほんとにいい人だね・・・ありがと・・・う・・・・・・」

母「・・・たかし!? たかし!!」

世「・・・!!

  ・・・・・・6!! 9!! 12!!」

母「・・・・・・! ナベアツさん・・・!」

世「15!! 18!! 21!!

  ・・・僕は、3の倍数しか知らない!!」

母「・・・ありがとうございます・・・・・・!」

世「24!!

  27!!!

  30ッ!!!!

  33ッ!!!!!

  36ッッ!!!!!」

た「ナ・・・ナベアツさん・・・・・・」

世「・・・?」

た「・・・次・・・僕に言わせてよ・・・・・・。





  ・・・サンキュ・・・・・・・・・・」





母「たかしィィィ!!!!」