ケンドーコバヤシとBerryz工房と村越周司



ケンドーコバヤシ司会の関西ローカル番組があった。

Berryz工房のファンの人たちを集めて

Berryz工房に会わせるという企画だった。

ファンといっても、メンバーと同世代のファンではなくて

20代から40前後ぐらいの

バラエティ番組向きな、個性的な男性諸君なのですが。



ただ、「会わせる」といって連れて行った部屋で

「実はスケジュールの都合がつかず、

Berryz工房の皆さんに来ていただけませんでした」って

オチがあるわけです。

で、その落胆振りのあとに、

実はBerryz工房はカーテンの奥にいて

突然カーテンが開いて突然の出会い、という。

まあ、いわゆる「ドッキリ」ですな。



ただ、その「ファンの人」が素人ばかりでは

番組的に映えないということなのか、

その中に若手お笑いコンビ「天津」の向(むかい)が

混ぜられていました。

オタク芸人です。

HGの「実際にハードゲイなわけではないけど

キャラ的にハードゲイ」みたいに

「実際にオタクなわけではないけど」ってことではなくて

「実際にオタク」の人です。

いわば中川翔子の男版です。

ただ、ビジュアル的に中川翔子のようなアイドル性はなくて

見た目も普通にオタクです。

素人のBerryz工房ファンに混ざっても、

何にも違和感ありません。

Berryz工房には会えません」ってケンコバが言ったときに

「ちょっとー! どういうことなんですかー!」って

芸人特有のツッコミとかもしていたのだけど、

向を知らない人は「なんか素人が調子に乗っとるで」

って風に見えたのではないかと。

それぐらい普通に混ざってました。



・・・このキャラって、芸人としての成功に

つながるのかなあとか思ったり。



普段、ファンがいくら憧れの歌手に近づけるといっても

「コンサート会場での舞台上と客席」までが限界だったのが

「密室で目の前」にいるとなると興奮するのは分かりますが

そんな興奮気味のファンたちを前に

満面の笑みで「応援ありがとうございます!」って言える

Berryz工房を見て、「アイドルって大変だなあ」と思いました。

あと、「カメラが回ってなければ

猛スピードで逃げるんだろうなあ」とも思いました。

あと、「この中に芸人が1人いることには

気付いているのかなあ」とも思いました。





んで、この番組、これとは別に、

「芸人ギャグ合戦」って企画があって、

それに村越周司が出てきて驚きました。

元々、司会のケンドーコバヤシ

モストデンジャラスコンビ」というコンビを組んでたのですが

村越が芸能界を引退したために解散となったのです。

そんな村越が6年ぶりに復帰したってのは知っていたのですが

まさか、早くもテレビで見れることになるとは。



ちなみに村越は芸人なのにフリートークがあまり得意ではなく

今回の復帰は「ギャグしかしない」ことを前提に行われています。

そんなわけで、いろいろギャグをしておりました。

・・・・・・ん、面白いな。なかなか面白い。

でもトーク部分になると、相変わらずグダグダ。

元・相方なんだからトークが弾んでもいいはずなのにグダグダ。

たしかに、ギャグしかしない方が良さそう。



そんな村越周司のページはこちら。

DVDがあります。ちょっと見たいかも。

81分ですよ。81分、トークも漫談もなく、一発ギャグだけ。

「ギャグ250連発」ですって。シュールなDVDですなあ。