EVE 〜new generation〜



9月になってもまだ湿度が高くてムシムシするので蟻と蜂の日々。



・・・今のは、ムシムシの「虫2匹」と「蟻と蜂」をかけているんだよね。



・・・解説とかやめてー! なんだか妙に恥ずかしいからー!



・・・でも、「蜂」の説明はしておく必要があるな。

プレステ2の「EVE 〜new generation〜」というゲームのテーマが蜂なんです。



・・・うん、いや、分かってますよ。今、世間では同日発売の

ファンタシースターユニバース」の方が盛り上がってるってことは。

でも私はこっちを買いました。


たぶん今頃ファンタシースターユニバースは大盛り上がりで・・・。

・・・ん、ユーザーが殺到しすぎて、なんか起きてんの?

・・・ああ、そう。よかった。オフラインゲーム買って。



サターンで発売された事件解決系アドベンチャーゲーム

EVE burst error」(イヴ・バーストエラー)。

世間的な前評判も大してないまま発売されたそのゲームは

発売後にその出来のあまりの良さに評判となり

1000本以上のサターンソフトの中で

1位になるぐらいまでの高い評価を得る。








−−−まさかゲームで涙を流すことになるなんて思わなかったんだよ−−−







最終的に約20万本を売り上げるという大ヒットとなったburst error。

それが発売された翌年、

誰もが「EVE」がシリーズ物になるなんて思っていなかった中、

新作「EVE The Lost One」が発表される。

EVEファンの間で賛否両論が起こる。

賛成派は「確かにあのマルチサイトというシステム、

あのキャラクター、あの世界観などは

1作で終わらせるのはもったいないのかもしれない」と言い

反対派は「でもburst errorと、スタッフが全く違う人になるということは

あのクオリティのものは作れない可能性がある」と言った。



そんな中で発売されたLost One。

結果、「反対派」の人たちが言っていたことが正しかったと

いうことが判明した。



その後「ADAM」「EVE ZERO」「EVE The Fatal Attraction」と発売される。

そのいずれも、Lost Oneほどの酷評は受けなかったものの

特に名作といわれることも無い結果となった。



メーカーは悟る。

1作目が神すぎたと。

どれだけ作品を出しても、1作目を越えることはおろか

追いつくことさえできないと。



こうして「TFA」を最後に、「EVEシリーズ凍結」が宣言された。



それから4年後の2005年、

EVEシリーズはもう発売されないと思われていた中、

まさかの新作発表。

「TFA」までとは違う会社がその権利を得て、発売するという。



そして翌年の2006年8月31日、

新作「EVE 〜new generation〜」発売。



あの巨大看板「EVE」の名を冠するぐらいだから

やはりある程度の自信はあるのだろう。

そうでなければ、まったく別の名前で別の作品として

出せばいいのだから。

だったら買ってみる価値はあるのではないかと。

そういうことで買ってみた。



・・・・・・というのが経緯。長いね。

しかし、あのサターンでの衝撃の出会いから

もう9年も経つんだなあ。早いなあ。



その後、パソコンで発売された、とあるゲームが

”「泣きゲー」の代名詞”みたいに言われるようになるのだけど

それまではburst errorが”それ”だったんじゃないかなあと思います。



「Lost One」「ZERO」はやったけど

「ADAM」「TFA」はやってません。

(ちなみに、パソコンで18禁で発売された「ADAM」のリメイクが

プレステの「TFA」らしい)

「burst error」で発病した「EVE熱」が、

どんどん冷めていっていたのですよ。

だから今回、久しぶりの「EVE」の世界。

初代をリメイクしたプレステ2の「EVE burst error PLUS」は買ったけど

あくまで「コレクターズアイテム」的認識なのでやってません。



・・・で、今回は「買った」ということの報告のみ。

まだクリアしてないので他にコメントすることも無いといった状態。

残念な出来でなければいいなあ。



オープニングムービーを見て、ある程度の予想を立ててみたりはした。

あと、公式ページを見て「声優が同じということは」とか考えてみたりした。

この予想はあっているのか外れているのか。