「COLLECTION SIMPLE PLUS」



●「コレクション・シンプル・プラス」だと思ってたら

「コレクシオン・サンプル・プリュ」だったよ。



つい最近「ALI PROJECT」を気に入りだした私。

聖少女領域」とか「亡國覚醒カタルシス」が

売れてくれてよかった。

私は基本的にアニメというものを見ませんので、

いくらアニメのオープニングやらエンディングやらで流れても

知ることはなかったわけですよ。

でも売れてくれたおかげで、

CDTVなどでわずかながら流れることになり、

それで気に入ることになりました。



そんなファン歴の浅い私からすると、

過去の作品を聴くのには

非常にうってつけである「ベストアルバム」が発売。



ということで、1曲目「Wish」から再生。



・・・・・・全然違うー!!



・・・んんー、あれ、これ、誰のアルバム?

ワシは誰のアルバムを聴いとるの?



聖少女領域」(2005年発売)から気に入り出したのですが、

この「Wish」(1996年発売)の、今と雰囲気の違うことよ。

どこのアイドル? って感じの歌。

小室哲哉っぽい感じさえあるのは、この時代だからか。

正直、私の求めているのは、こんなノリではない。

全部こんな感じなのであれば、

別にこのアルバム、聴かなくてもよかったことになる。



3曲目「ピアニィ・ピンク」。

そうそう、こう、明るい感じ全開でね。

元気アイドル路線まっしぐらということでね。

・・・・・・違うねん!

「こんな感じ」のが聴きたいわけやないねん!

「あんな感じ」のが聴きたいねん!



と思ったら、4曲目「月夜のピエレット」で、

若干、混沌とした雰囲気を含むようになってきた。

その傾向が5曲目、6曲目、と、少しずつ強くなっていく。



で、7曲目。

・・・・・・ああー、これだー。

これが、求めてたノリだー。

こういうのが聴きたかったんやー。



この「酔ってきた飲み過ぎ」という歌は、

・・・「コッペリアの柩(ひつぎ)」という歌は、

オリコンのページ

「(Noir Ver.)」っていう注釈が後ろについてるのだけど

これ以外のバージョンもあるのかなあ。

しかし、上のオリコンのページにも

”「コッペリアの柩」を境に”と書いてありますが、

いや、ほんと、そうですね。

全然雰囲気が違ってきますね。ここを境に。



ていうか、普通に作詞しようとして、

「柩」なんて言葉は普通出てこないわなあ。

出てきても使わないわなあ。

このへん、”今”のALI PROJECT

非常によく表してる曲名だと思います。



7曲目以降は、もう非常にワシ好みのノリになってます。

荒廃感というか。廃墟な感じというかね。

「朽ちる」やら「滅ぶ」やら「世界の終わり」やら、

私の好きなミッシェル・ガン・エレファントにも通ずるような単語が

たくさん出てきます。

この「救われない世界」みたいな感じがたまりません。



このアルバムの後半のと、これには収録されていない

「阿修羅姫」「聖少女領域」「亡國覚醒カタルシス」が

ヘビーローテーションになってます。気に入りすぎ。

「暗い世界観」とかが好きな人は聴いてください。

アニメソングだからって聴かないのはもったいないと思います。



「70000アクセス突破記念企画」というのに参加しまして。

ALI PROJECTの順位を8位に予想したんですが、

個人的にはもっと上でいいんじゃないかと思ってます。

もう、くるりとかボニーピンクとかするめまんじゅうとか抜いて

1位になったったらええねん。

・・・いや、無理だわ。いくらなんでも「するめまんじゅう」には勝てんわ。

たぶん人気曲の「ゾロ目」が入ってるだろうからな。

で、ホットペッパーのクーポン使えば、

ちょっと安く買えたりすんねん。たぶんな。そら売れるわな。

・・・・・・ん、今回は「SMAP」名義でのリリースなの? ああ、そう。