呪
※※9月28日のmixiの再掲※※
※※ちなみにこれは、プレステ3用ゲーム※※
※※「忌火起草」のプロモーションビデオの中に出てくる※※
※※「呪」という字を見たときに、ふと思い浮かんだことです。※※
あの子は、忌むべき悪魔の子。
関わると呪われる。
・・・「呪われる」ってのは、穏やかではないな。
実に忌々しい言葉だ。
そもそも、「呪」という字そのものに問題がある。
右の「兄」という字に対して、左の「口」という字はなんだろうか。
浮いているのか、落ちているのか、実に不自然な位置にいる。
彼には、土台がない。
相手にされなさすぎている。右の兄に比べて。
ここは、兄の優しさの見せ所なのではないだろうか。
兄は1本、土台を口にあげた。
これで2人は、同じ目線の高さ。
どちらかを見上げることも、見下げることもない。
そして同じように、1本の土台を持つ。
2人にもう、差はない。
蔑みも、羨みも。
「呪」なんて、忌々しい字は、無くなった。
あとは、残された者を。
「呪われる」の「われる」。
「呪」を無くして、居場所を無くしている。
仲の良かった「呪」の字と、1つにしてあげよう。
これは呼んで字のごとし。
つまり「割れる」だ。
新しい「呪」の字、
「口」に1本土台の付いたもの2つ、
それのてっぺんを割ることにしよう。
そして形を整える。
そこにある文字は、「YY」。
あの子は、いたって普通の子。
みんなで、ワイワイ、たのしく、たのしく。