奈良家族3人放火殺人事件について

時事



長男（１６）が自宅に放火をして、

その結果、母親と子供の計３人が焼死したと言う事件。

父親が子供を部屋に閉じ込めて勉強を教えたり

出来が悪かったら殴ったりと、そんなことをしており

それが今回の犯行の原因と言われている。



・・・なんでしょうかね、これは。この父親は。

自分の子供を何だと思っとるんでしょうね。



いや、そんな原因があっても、

その子供のしたことが許されるわけでは

決して無いとは思ってますよ。

結果的に3人もの人が亡くなってることは

どれほど大変なことか。



ただ、その原因の一端を作った父親の罪。

これも相当なものだと思います。

責任の所在としては、父親６：犯人の子供４ぐらいかと。

もっと父親にあるかも知れない。



「医学部進学に固執した父親は

自宅で夜遅くまで自ら勉強を指導している時などに、

毎週のように暴力を振るっていた」ということに関して

今更「接し方が間違っていた」と語る父親。

気付くのが遅いわ。

「責任はすべて自分にある」って、今更かよ。

なぜその間違いに、もっと早くに気付かなかったのか。



・・・いや、気付いていなかったわけではない。

気付いていたけど止めなかったのだ。

担任と家族の面談になったときに、父親のいるところで

担任に「父親の暴力を止めさせてほしい」って話をしたらしい。

子供が嫌がっていることは父親も分かっているわけだ。

でもそれを続けた。結果、こうなった。

なんじゃそれ。どう見ても防げた悲劇やないか。



なんや、ガキはテメエの”所有物”だとでも思ってんのか。

テメエの思い通りにならなければ、殴ってでも

その通りにさせればいいと思ってるのか。

どういう感覚やねん。子供をなんやと思ってんねん。



しかも、聞けばこの父親、医者だという。

患者の傷を治す立場の奴が

自分の子供に傷を負わせてるのか。

肉体的な傷よりも、もっと深い傷をな。

もう訳が分からない。聞いて呆れる。



＞長男が通う高校の保護者有志は１日、

＞処分を軽くするよう求める嘆願運動を始めた。

＞「彼の寛大な処分を嘆願する会」とし、

＞同日あった学校の保護者説明会で、

＞「嘆願書のお願い」と書いた用紙を配布

という記事があった。もっともだ。

もちろん、さっき書いたとおり、

その子は無罪放免というわけにはいかない。

（「3人が亡くなることになるかも知れないとは思っていた」

と言っているので、その可能性を自ら感じてはいたようだが）

結果的に３人もの犠牲が出ている大惨事になっている。

だから、当然償う必要はある。

ただ、ある程度の罰の軽減は、されて当然だと思う。



子供というのは、力で支配するものじゃないだろう。

信頼とか絆とか、そういうものでつながっているもののはずだ。

親としてのある程度の威厳は必要なのかもしれないが

それが暴力で表現されるものではないはずであることは

明らかなはずだ。

それが分からないような奴は子供なんて持つべきではない。

子供と親の関係が恐怖感で築かれているなら

その親子は、子供にとって可哀想なことだが、

もう終わりなのだと思う。

頼れるものがないんだ。すがるところがない。

すがりたい先に恐怖しかなければ、そこに行くわけがない。

そういう行き場の無い思いが、変な行動に出る場合がある。

その子の一生がおかしくなるような、変な行動に。



パカップルが快楽に任せて無計画に子供を作ったために

その子供をうまく育てられず、虐待やら育児放棄という

どうしようもない行為に至ったというニュースを見るたびに

やるせない思いでいっぱいになる。

「子供を持つ」ということがどれほど重く、

大切なことかということをちゃんと考えてほしいと思う。

一方で、ちゃんとした人格の夫婦が

「子供の出来ない体質」だったりして

不妊治療を頑張ってたりする。これもやるせない。

そんな奴に子供が作れてしまうのにな。

なんという不公平だろう。











・・・あれ、何これ。

どうしたんですか、

色須魅亜さんのくせにマジメなこと書いて。

え、しょうもないオチとか、

しょうもないダジャレとか、

しょうもないノリツッコミとか、

いつものしょうもないノリは無いんですか。



・・・いや、まあ、ね。

何年かに1回ぐらいはマジメなことも言いますよ。

ほんとは他にもいろいろ、

書きたいことがあったんですよ。

オリエンタルラジオの件とかね。

「HERO」ってドラマのこととか。

そういう、なんか、いつものノリのね。

でも、今日は書きません。これだけにします。

そのへんのことは、また明日明後日ぐらいに。



いや、虐待とか、そういうニュース見ると

腹が立ってね、しょうがないんですよ。

多すぎるでしょ。そういうニュースが。