死ぬかもしれないお菓子



私は辛いものが好きなのです。

ちなみに甘いものを食べると頭痛がします。

そんなわけで、買うお菓子はだいたい「カラムーチョ」か

暴君ハバネロ」です。

この2つは、非常においしい。



・・・しかし、辛さが「ちょうどいい」感じ。

辛いもの好きとしては、もっと辛いものを

食べてみたくなるわけです。

もっと辛いお菓子ってのは無いのかなあ。



・・・と思って、調べてみたら、ありましたよ。

商品名は「デスレイン」。

・・・・・・うおー、名前からしてヤバそうだー。

どんだけ辛いんだよこれ。興味津々。



しかしアメリカのお菓子であって、つまり輸入品。

そのへんで普通に売ってるようなものではない。

なんとか入手できないものか・・・。



さあ、そこは便利なネット時代。

調べるのもネットなら、買うのもネット。

早速ネット通販で購入。



品物が届く。

・・・おお、これかー。

これが激辛菓子デスレイン

いったい、どれぐらい辛いんだろうか・・・。

楽しみだぜ・・・。



どんな辛さなんだ! どんな辛さなんだ!!

わくわくしながら、ひとつ口の中に入れた!



・・・こっ! これはっ!!!

うおお!! これは!! これはーーー!!!!









まーーーずーーーいーーーー!!!!!









・・・マズっ。何これ? 

ええー、ちょっと待って。ものすごマズいんですけど。

うわー。なんかー。なんかー。



・・・いや、ていうか、違うねん。

味とかじゃなくて、辛さの話をしとんねん。

辛さ的にはどうなのか、って話。



・・・そうかそうか、そうだったそうだった。

辛さの話ね。もう一口食べてから語るよ。

パクッ。パリパリパリ。









まーーーずーーーいーーーー!!!!!







・・・ああー、これは無いわ。これは酷いわ。

ええー。何がダメなのこれ?

芋? 油? 何がこんな変な味を出してんの?

メリケンはこれをウマいウマい言うの? 分からんわ。



基本的に、食べ物を残すということは

自分的にはありえないこと。

あってはならないことだと思っています。

というのも、納豆以外に嫌いなものがないから。

「嫌いだから食べれらないから残す」ってことは無いわけです。

食べ物を食べずに捨てるなんてのはもったいない話で

あってはならないこと。



・・・だから、食べますよ。残さずに。

食べますよ。

食べます・・・食べま・・・かゆ・・・うま・・・いや、まず・・・。



・・・・・だー!!!!!



・・・どうしてくれる、米国よどうしてくれる。

この罪悪感をどうしてくれる。

この自己嫌悪をどうしてくれる。

捨てざるを得ない・・・。全部なんて食えない・・・。



非常に辛い思いをしました。

辛い(からい)じゃなくて辛い(つらい)。



・・・・・・ん、肝心の辛さ(からさ)のことですか?

いや、めっちゃ辛いですよ。

暴君ハバネロよりまだまだ辛い。

辛さ的には合格。しかし味が超不合格。



ちなみに、他の人たちはどう思っているのかと、

味についての感想を検索してみた。

・・・のきなみ不評だなあ。



というか、「マジで!?」と思ったのが、この記述。



「原材料名のところに「シリカゲル」って書いてある」



・・・え!? シリカゲル?

シリカゲルって、乾燥剤でしょ?

そんなものが、食べ物に使われてるわけが・・・



・・・・・・ほんまに書いてあるー!!!



・・・ええー、いいの? シリカゲルって、食べていいの?

いや、食べたらダメなものを使ってるとは思えないけど。

そんなものに輸入の許可が出てるとは考えられないけど。



・・・と思っていろいろ調べたら、

「粉々に砕いてあるものは添加物として認められる」らしい。

これを使うことのメリットについては詳しく分かりませんが。

やっぱり「しけらない」ことが狙いなのかな。

まあしかし、好んで食べたいとも思うわけもないけど。



なお、だからといって「乾燥剤を食べてもいい」ということではないので要注意。

乾燥剤には、シリカゲル以外にも有害物質が山ほど入っていますので。

乾燥剤は食べないように。

あとデスレインも食べないように。